せいたろのブログ

アルバイト店員から人事責任者に這い上がった経験を整理してブログにしたためます

怒りの感情良し悪し

 

今朝、駅前で電話しながら大声で怒っている人を見かけ

 


そういう状況に出くわしてしまうこと自体嫌だなぁと思いつつ、

 


ふと 怒り という感情について考えてみました

 


もしかしたら良い怒りもあるのではないかと思って

 


良い怒り

社会や制度に対しての怒り

戦争に対して、権力に対して、不条理に対して

この怒りが復讐ではなく、世の中を良くするために用いられる場合は良い怒りになり得そうです

 


悪い怒り

復讐につながる怒り

 

 


つまり、事象ではなく、その後のリアクションによって分かれるようです

 


もし怒りの感情を生む事象にぶつかったら、一拍おいて、その後どんな行動を選択するかを選ぶことができます。

すると悪い怒りから良い怒りに転換することができます

 


例えば、今朝のように人に対してファイティングポーズを取っているようなシーンに出くわしたら、どうすれば良いのでしょう?

 


見て見ぬふり

それも良いが。なんとなく後味が悪い

 


こういう争いを無くす為に自分が出来ることは何だろう?そんなことを考えているうちに

 


少し話は大きくなりますが、ベーシックインカムはどうでしょう?

最低限生きていくために必要な収入が保証されると

借金に困って無謀なことをする事は防げるかもしれない

劇的な効果ではないけど、効果ありそうですね

 


例えば、クレームはどうでしょう?

会社にカスタマーサポートの部署があり、それはそれは大変な事を毎日やってくださる方々です。家が近いので時々飲みに行き話を聞くのですが、結構ファイティングポーズとる人いるみたいですね。それは企業に対しての怒りなので、ある意味良い怒りではないかと思うのです。

 

企業としてのあり方に対しての異議を伝えることは企業にとっても良いことですので。

 

しかし、それを販売員や担当者の個人攻撃に固執するのは良くない怒りの使い方だと思います。

お宅の社員のAAにこんなことをされたんだ。代わりにXXしないと気がすまない。

この論理は復讐と同じですので。。。

 

 

 

きれいごとを言いたくはないですが、

怒りの感情を持つことはあり得ることで自然なことです。

でもその怒りの感情を受けてどんな行動をとるかには、個人の自由があります。

 

行動の自由という権利を放棄して、感情に任せて復讐に身を委ねるのか、はたまた良い怒りに変換できる行動を選択するのは、自由だーー!

 

スピードが尊重される昨今ですが、怒りに対するリアクションは一拍おいて、どう行動しようか思い巡らしてからでも遅くはないかと

 


Life is going on...