選挙前の駅前挨拶
朝駅の前に立って道ゆく人に、おはようございます。行ってらっしゃいませ。と声をかけ続ける議員さん
挨拶されると気持ちが良いので、寒い朝から頑張ってるな、人が良さそうだな、とか分かります。
でも、折角だったら市民との対話の時間にしたら?と思って考えだしてみました
街頭演説はワンウェイ、講演会に来てくれるのは多分後援者たち、でもそれ以外の人、自分のことを知らない人、違う意見を持っている人の意見やニーズ掴むなら直接話を聞く機会をこちらから持たなきゃですよね
と考え、折角駅前で挨拶するのであれば違う意見や考えの人の話を聞く機会にするといいのではないかと思います
そこまで考えてふと思いました。
良い議員さんはどう見分けたらいいのでしょう?
朝いつも挨拶してくれる感じのいい議員さんが、本当に我々市民のことを考えてくれるいい議員さんなのかと…
議員さんさんにもたくさんいて
日本を競争力のある国にする
どんな人も活き活きと生活できるように
原子力をなくしていこう
戦争を、病気を、貧困をなくそう
子どもたちが安心して暮らせる街
こういう事を政策で訴えてくれる方いらっしゃいますが
その議員さんの本当の気持ちはどうなんでしょう
権力が欲しい
肩書きが欲しい
皆さんに尊敬されたい
報酬やお金が欲しい
選挙ゲームを勝ちたい
法律やルールを変えて自分のやりたい事を実現したい
その中で本当にこの街、国、世の中を良くしたいと思っている方を見極めるにはどうしたらいいのでしょう
僕はこう思うのです
そういう人は、なるべく多くの人の意見を聞く人だろうと
なぜなら、政治はマス向けのビジネスと同じなので
ユニクロのようにマス向けの商売は、なるべく多くの人の話や経験を聞いてそのニーズのソリューションを提供したり、その先のいいものを提供していくことで評価を得ています。同じように政治は、その地域に住んでいる人の話や体験を聞いて、彼らのニーズや困ったことに適切なソリューションを提供するもの、そしてその先の良いものを提供していく活動だと思うからです。
駅前の挨拶もいいけれど、地域のイベントに顔を出して、気軽に話を聞く姿勢、特に賛同してくれる人もそうだけど自分と反対の意見の人や全く興味のない人にも意見を聞く姿勢を持っている人がいいと思います
安心して子育てのできる環境
という政策ひとつとっても
自分の経験や自分の周りの人の意見から作った、想いのこもった政策を、子どものいない人、子どもが嫌いな人、老後のことの方が気になる人、自分とは恐らく別の考え方を持っている人たちの意見を聞くことを恐れずにいれば、反対意見に対しての説得材料を準備できるし何より政策がブラッシュアップされて、確実に他の人の政策よりも良いものが作れるはずです。
これって人事でも教会でも同じ
どういう人事制度が良いのか、従業員の中に入って話を聞く、反対意見の人、エンゲージメントの低い人から話を聞く、違う宗派の人や反キリスト教の人の話も聞きにいく
こういう事をしている人こそ、本当に良いものを提供できる人、組織なんだと思います
相当な自戒を込めて
Life is going on...