一人一人のためにカスタマイズ
我が社のインテリアは、お客様のニーズに基づいてオーダーいただいてから作るので、お客様に合わせてカスタマイズができる事が売りです。
ソファですと、サイズが変えられるので3人掛けから2人掛け、L字にして足を伸ばしたり、とてつもなく大きなソファなんかもできます。カバーの色も変えられるので、素材を変えたり革張りだってできます。さらにソファの足の部分も太くしたり細くしたりできるので、自分だけのソファをオーダーして作る事ができるのです。
面接をしながら、そんな事を候補者に説明していて、ふと人事制度も同じだなぁと思ったのです。
自分は、働く人が100人いたら100通りの働き方ができるようなオーダーメイド制度を作ろうとしています。
いろいろな働き方が出来る様にして、従業員には自分に合わせて選んでもらえるようにしようと思っています
同じ部署で同じポジションの人でも、違う働き方をしていたり、ライフステージが変わったら会社を辞めるのではなく、働き方を変えていく
そんなつもりで作っているので、テレワークやスーパーフレックスを導入していますが、その活用率がとても高いことはいい事だなと思っています
制度はあるけど実際はつかわれていない、フレックスとは言うもののやっぱり定時に来なきゃいけないし定時までは会社に居なきゃいけない雰囲気、にはなっていないのです。
もっともっと多くの働き方を提供していきたいと思っています
が!
気をつけていることが、ひとつだけあります。それは
パフォーマンスが上がる制度しか作らない
という事です。
これは、逆に言うと
働きやすいだけの人事制度は作らない
とも言えます
パフォーマンス、生産性を上げる事が目的なので、楽して生産性が下がっては困ってしまうので、パフォーマンスを上げる制度しか作らないと決めているのです。
そうすると流行の制度に振り回されることもなく、事業の業績を上げるという目的のために制度を作ることにフォーカスすることができます。
でも画一的な制度を提供していると、全ての人のパフォーマンスを上げるには限界があります。
そんな時、
従業員ひとりひとりそれぞれに違う制度を作れるといいのかな
この人採用したいけど、どんな制度があれば入ってくれるかな
他の人との公平性を保つには、どう導入してあげるといいかな
今後の色んな人にも対応できるためには最初から何を入れておくべきかな
を考えながら試作品を作ったりしてます。
これをうちの社長にまずインプットすることにしています。
すると、いいねとか、ちょっと違うんだよな、とかそれじゃあ他の会社とそんな変わらないとか、こういうのもやってみてよ、とちゃんと意見をくれる。ありがたい上司でありビジネスパートナーです。
さらにいつも一緒に戦ってくれているDirector陣も忌憚のない意見をくれるので、ありがたい環境です。
こんなディスカッションからできたプロトタイプを人事の座談会なんかで、従業員何人か呼んでお披露目すると、素直な反応や意見がでてくるので、そこからまた修正すると、結構いいものができている気がします
こんな風にだいたい2ヶ月ごとになんらかの人事制度を作ったり変更したりしながら、会社の業績を上げる事に取り組んでいます。
オーダーメイド制度、作るぞー
Life is going on...